偏差値

【定義】 変量 $x$ のデータについて、 \[ t = 10 \cdot \frac{x - \bar{x}}{s_{x}} + 50 \] で定まる変量 $t$ を偏差値という。 後述するように、この定義式は暗記するというよりも、変量の標準化を基準にして導出できるようになることが望ましい。

【問題】 変量 $x$ の平均値 $\bar{x}$ と標準偏差 $s_x$ が次で与えられているとする。 このとき、 に対応する偏差値を求め、小数第1位を四捨五入すると となる。

【Tips】 偏差値とは、もとのデータを平均値 $50$, 標準偏差 $10$ となるようにスケーリングして得られる変量である。 次のように、標準化したデータを基準にして導出できる。
 [1] 変量 $x$ の標準化 $z$ は、平均値 $0$, 標準偏差 $1$ である。
 [2] このとき、$10z$ の平均値は $0$, 標準偏差は $10$ である。
 [3] よって、$10z+50$ の平均値は $50$, 標準偏差は $10$ である。