中間試験を踏まえた確認問題
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[1]次の文章の空欄を埋めよ。ただし、解答の選択肢を$\forall, \exists, \subset, \in, \land, \lor, \cap, \cup, \neg$とする。
- 全称限定子(任意の…)を表す記号は $\forall$ であり、
存在限定子(…が存在する)を表す記号は $\exists$ である。
- あるものが集合に「属する」ときに用いられる記号は $\in$ であり、
ふたつの集合間に「部分集合である」という関係があるときに用いられる記号は $\subset$ である。
- 論理積を表す記号は $\land$ であり、
ふたつの集合の共通部分を表す記号は $\cap$ である。
[2]$A = \{ 0,1 \}$とする。以下の命題の真偽を答えよ。
- 命題「$\{0,1\} \in A \times A$」は 偽 である。
- 命題「$\{0,1\} \subset A \times A$」は 偽 である。
- 命題「$(0,1) \in A \times A$」は 真 である。
- 命題「$(0,1) \subset A \times A$」は 偽 である。
- 命題「$\{0,1\} \in 2^A$」は 真 である。
- 命題「$\{0,1\} \subset 2^A$」は 偽 である。
- 命題「$(0,1) \in 2^A$」は 偽 である。
- 命題「$(0,1) \subset 2^A$」は 偽 である。
- 命題「$\{ \{0,1\} \} \in 2^A$」は 偽 である。
- 命題「$\{ \{0,1\} \} \subset 2^A$」は 真 である。
- 命題「$\{ (0,1) \} \in A \times A$」は 偽 である。
- 命題「$\{ (0,1) \} \subset A \times A$」は 真 である。
[3]次の命題およびその否定命題を論理式で書き、それぞれの命題の真偽を答えよ。
- 任意の自然数$n$に対してある自然数$m$が存在して$m - n = 1$を満たす。
もとの命題の論理式: $\forall n \in \mathbb{N}, \exists m \in \mathbb{N}, m-n=1$
否定命題の論理式: $\exists n \in \mathbb{N}, \forall m \in \mathbb{N}, m-n \neq 1$
もとの命題の真偽: 真 (任意の自然数$n$に対して$m=n+1$と取ればよい)
否定命題の真偽: 偽
- ある実数$e$が存在して任意の実数$a$に対して$ea = a$を満たす。
もとの命題の論理式: $\exists e \in \mathbb{R}, \forall a \in \mathbb{R}, ea=a$
否定命題の論理式: $\forall e \in \mathbb{R}, \exists a \in \mathbb{R}, ea \neq a$
もとの命題の真偽: 真 (そのような実数$e$とは$e=1$のことである)
否定命題の真偽: 偽