二項関係

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[1]集合$A$上の二項関係$R$について、次の空欄を埋めよ。
  1. 二項関係$R$が反射的であることの定義を論理式を使って記述すると $\forall a \in A, aRa$ である。   
  2. 二項関係$R$が対称的であることの定義を論理式を使って記述すると $\forall a, b \in A, (aRb \Longrightarrow bRa)$ である。   
  3. 二項関係$R$が推移的であることの定義を論理式を使って記述すると $\forall a, b, c \in A, (aRb \land bRc \Longrightarrow aRc)$ である。   


[2]以下の二項関係についての記述のうち適切なものを選べ。
  1.  反射的である。対称的である。推移的である。
  2.  反射的である。対称的である。推移的でない。
  3.  反射的である。対称的でない。推移的である。
  4.  反射的である。対称的でない。推移的でない。
  5.  反射的でない。対称的である。推移的である。
  6.  反射的でない。対称的である。推移的でない。
  7.  反射的でない。対称的でない。推移的である。
  8.  反射的でない。対称的でない。推移的でない。
  1. $\mathbb{R}$上の二項関係 $=$  
     1. 反射的である。対称的である。推移的である。
     
  2. $\mathbb{R}$上の二項関係 $>$  
     7. 反射的でない。対称的でない。推移的である。
     
  3. $\mathbb{R}$上の二項関係 $ \leq $  
     3. 反射的である。対称的でない。推移的である。
     
  4. $\mathbb{R}$上の二項関係$R$を $aRb \iff a^2 = b^2$ と定める。  
     1. 反射的である。対称的である。推移的である。
     
  5. $\mathbb{R}$上の二項関係$R$を $aRb \iff |a-b| < 1$ と定める。  
     2. 反射的である。対称的である。推移的でない。
     
  6. $\mathbb{R}$上の二項関係$R$を $aRb \iff a-b = 1$ と定める。  
     8. 反射的でない。対称的でない。推移的でない。
     
  7. $A$を空でない集合とするときの$2^A$上の二項関係 $\subset$  
     3. 反射的である。対称的でない。推移的である。
     
  8. $A$を空でない集合とするときの$2^A$上の二項関係$R$を $SRT \iff S \cap T = \emptyset$と定める。  
     6. 反射的でない。対称的である。推移的でない。
     
  9. $\mathbb{R}$上の二項関係 $\neq$  
     6. 反射的でない。対称的である。推移的でない。
     
  10. $\mathbb{Z}$上の二項関係$R$を $aRb \iff \exists k \in \mathbb{Z}, a-b = 3k$ と定める。  
     1. 反射的である。対称的である。推移的である。
     
  11. $\mathbb{Z}$上の二項関係$R$を $aRb \iff \exists n \in \mathbb{N}, a-b = 3n$ と定める。  
     7. 反射的でない。対称的でない。推移的である。
     
  12. $\mathbb{Z}$上の二項関係$R$を $aRb \iff \exists k \in \mathbb{Z}, a+b = 5k$ と定める。  
     6. 反射的でない。対称的である。推移的でない。
     
  13. $\mathbb{Z}$上の二項関係$R$を $aRb \iff \exists k \in \mathbb{Z}, a+b = 2k$ と定める。  
     1. 反射的である。対称的である。推移的である。